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ドア強度確認試験とは、製品のドアの自重や、ドアの開閉によって変形、破損がないか確認する試験のことです。
このドア強度確認試験は、キャビネット工業会規格に基づいて以下の2つの試験に分けておこなっております。
1)ドア開放強度試験
ドアを天面に向けて製品を置き、ドアを最大角度まで開放させて、1分間放置します。試験後、ドアの自重による変形、破損の有無を調べ、製品を通常使用する場合に、最低限ドアに必要な強度を確認します。
2)ドア開閉耐久試験
製品を設置状況と同じ状態で置き、ドア及びハンドルの開閉を10000回(1日4回 250日/1年x10年=10000回)開閉します。試験後、開閉による変形、破損の有無を調べます。
なお、ドア部及びハンドル部の試験は個々におこなうことも可能ですが、その場合、ハンドル部の試験の止め金具に負荷が掛かった状態でおこなわなければいけません。
このドア強度確認試験をおこなうことで製品のドアの強度、開閉によるドアの耐久性を知ることができます。
基本的には弊社ではおこなっておりませんが、過去にこの試験をおこなった実績がありますので、ご要望がありましたら対応可能となっております。
ご不明な点がありましたら、一度弊社までご連絡ください。