製品属性(仕様)

製品画像(様子)

特徴

この写真の製品は屋外型の自立筐体です。この筐体は防水性を高めるために、ビス組構造（板金フレーム構造の骨組みに4方からパネルをビスで止める構造）とシリコンコーキングを施しています。その結果、防水保護等級はIP44相当となっており、屋外での機器を収容させる筐体に適しています。（IP44相当の試験はマエショウの社内の防水試験にて実施済です）

内部温度上昇を抑えるために、筐体全面に遮光板を設置しています。遮光板によって、通信機器や制御機器が設置される盤に日光が直接当たることを防止することになり、筐体内の温度上昇を抑えることができます。さらに内部には断熱材も取り付けています。筐体内部の熱対策機器としてはFANを2台使用しているので熱を発生させる機器も収納できます。

この屋外自立筐体の構造は正面・背面ともに扉を設けてあり、内部構造は19インチラックとなっており、19インチラック対応機器の搭載が可能です。また、19インチラックを筐体内で稼動させることができ、奥行き方向に長い機器を搭載する場合に有効ですし、筐体内のスペースを最大限活用することができます。
筐体の材質にはすぐれた耐食性をもつZAM（高耐食溶融めっき）鋼板を使用しているため、通常の鉄鋼板に比べ、経年による錆びに強く使用環境にもよりますが、長期間の使用が期待できます。