製品属性(仕様)
盤・板金 種類 | その他盤,板金加工品,防水,SPHC | 技術 サービス | 耐食対策,溶融亜鉛メッキ,防水盤 |
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保護 等級 | IPX4 | 規格 認証 | JIS規格 |
熱対策 機器 | 寸法 | W:600xH:900xD:400 |
製品画像(様子)
特徴
この写真の製品は、外観の表面処理を溶融亜鉛めっき仕上げした屋外用筐体です。
内部の中扉や中部品は5Y7/1の粉体塗装を施しております。
筐体寸法はW:600xH:900xD:400で溶融亜鉛めっき仕上げすることで、耐食性がある屋外筐体となっております。めっきが付着するため、デザイン性は優れませんが、人の手があまり届かないような環境でも対応できるよう強度・耐食性に優れています。このような溶融亜鉛メッキ仕上げの外観の盤などは、高速道路関係や塩害地域などの過酷環境で採用されております。
表面を溶融亜鉛めっき仕上げにする為、めっき槽に製品を浸漬する際、槽中の温度は約420℃以上の高温になります。それにより通常の板厚(t1.6.t2.3)だと製品にひずみが発生する為、ひずみ抑制のために製品の板厚をt3.2以上で製作している為、製品荷重が重くなります。
また、本製品は日本産業規格の溶融亜鉛めっきに関するJIS H8641に準拠したHDZ35に該当します(めっき付着量350g/m2以上)。
付着量を多くする為に、めっき槽に長い時間浸漬する必要があり、それに付随して製品にひずみが発生するリスクが増加します。
弊社ではこのような場合に、ひずみが少なくなるよう亜鉛めっきの逃がし穴を作り、メッキ溜まりを抑える方法や、表面処理前の板金の折り曲げにより強度を増やす等の工夫を施しており、お客様にご納得いただける製品の提供が出来るようにしております。