鉄道会社様向け屋外19インチラック

製品属性(仕様)

盤･板金種類	19インチラック	技術ｻｰﾋﾞｽ	温度制御、塗装
保護等級	IP44相当	規格認証	JIS
熱対策機器	エアコン、遮光板	寸法	W900ｍｍ×D1100ｍｍ×H2100ｍｍ

製品画像(様子)

特徴

こちらの製品は鉄道会社様向け屋外19インチラックです。
線路脇に設置される、電子機器などを搭載できる筐体で内部構造はJIS規格の19インチラックを採用しています。扉の開く向き、太陽光による熱対策、など、お客様の要望を設計に盛り込む為、弊社にて現地調査と聞き撮りを行い自社工場で設計から製作まで一貫して行った製品になります。

１９インチラックとは

19インチの取り付け幅で規定して標準化され、計測器・制御器・コンピュータ機器などを収容する為に最適なラックのことです。取付ピッチの規格は国内のJIS規格(50mm)と米国のEIA規格(44.45mm)の2種類が代表的で、日本においてはこの両方の規格が同時に一般化されており、19インチラックを導入することで、スペースの有効利用や機器を安全に管理することができます。
マエショウでは、JIS規格だけではなくEIA規格対応のピッチにも変更可能となっておりますので、搭載する機器がEIA規格・JIS規格どちらの規格品対応か、ご確認の上指定していただけます。

以下、本製品の詳細仕様を紹介します。

熱対策

主に2つあり、目的は電子機器の故障を引き起こす原因である内部の温度上昇を防ぐためです。
➀盤クーラー：コンプレッサを搭載した盤専用のクーラーです。コンプレッサーによる強制冷却が可能なため、クーラー自体の容量や周囲環境温度によって冷却能力が左右されますが、盤内を盤外よりも低い温度にできる唯一の冷却機器です。それに加えクーラーであるため盤内の除湿もできることも特徴の一つです。
➁遮光板　　：今回は扉に遮光板を取り付けた、二重構造扉を採用し扉と遮光板の間に空間を設ける事により、太陽光からの熱を遮光板によって遮る事で内部の温度上昇を抑えています。