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はい。マエショウでは耐塩・重耐塩仕様の屋外盤を製作することは可能です。

重耐塩仕様とは海からの潮風などによる錆や腐食を防ぐために施す仕様です。マエショウでは以下のような基準を定め筐体の製作を行っています。

耐塩・重耐塩仕様


【耐塩】

筐体の設置場所が海岸から1km以内の屋内、屋外の場合、また、塗装では膜厚が90μm以上とする。

【重耐塩】

筐体の設置場所が海岸から300m以内の屋内、屋外の場合、また、塗装では膜厚が110μm以上とする。

※筐体がSUS製の場合、下塗りを行わず、上塗りポリエステル粉体塗装を施し、膜厚は50μmになります。

 

耐塩・重耐塩の塗装仕様として、エポキシ系樹脂粉体プライマ(下塗り)+ポリエステル系粉体塗装(上塗り)を行います。下塗り+上塗りの膜厚が塩害地域では90μｍ以上、重耐塩地域では110μｍ以上の塗布を行い、塩害地域及び重塩害地域に対応しています。

筐体に使用する鋼材についてはZAM材(高耐食性メッキ鋼板)を使用しています。ZAM材は加工がしやすく、溶融亜鉛メッキに比べて耐食性が優れています。また、ZAMではなく、SUS（ステンレス）を使用することでより耐食性を持たせた筐体を製作することが可能です。

マエショウでは設計から製作まで一貫して行っており、お客様の設置したい環境に合わせて筐体をカスタムすることが可能です。気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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