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弊社では寒冷地用の屋外盤を製作した実績があります。

弊社が寒冷地用の屋外盤を製作する為に注意している事が下記になります。

1.防水構造:屋外盤製作に辺り筐体内に水が浸入し機器の故障を引き起こす恐れがある為、水の侵入を防ぐ構造
対策:①溶接で筐体を結合して水の侵入できる隙間を無くす
②ネジ締め構造で筐体を連結し連結部分の隙間をコーキングで埋める
※弊社は基本IPX4相当の防水構造で製作しますがご依頼があればIPX5相当、IPX6相当の製作も行います。

2.温度低下防止構造:寒冷地は平均気温10度以下の地域になり筐体内の温度低下により機器の故障が発生するのを防ぐ構造
対策:筐体内に温度センサー、ヒーターを搭載し一定以下の温度になった際にヒーターが動作し筐体内を温める。

3.温度上昇防止構造:寒冷地でも温暖な時期は筐体内の温度が上昇し機器の故障が発生する可能性がある為、温度上昇を防ぐ構造
対策:筐体内に温度センサー、FAN又は熱交換器を搭載し一定以上の温度になった際にFAN又は熱交換器が動作し筐体内を冷却する。

弊社には防水試験IPX3相当~IP6相当を行う設備、屋外環境温度を擬似的に発生させる環境試験室があり製作した製品の社内試験が可能です。

弊社では設計、製作、評価試験を一貫して行う事ができます。
ご質問、ご依頼等ありましたらご気軽にご連絡ください。