Answer (回答)

弊社では屋外向け筐体を製作している実績があります。

その際の検証内容は防水性能試験、環境試験、騒音試験、ドア引張性能試験等を実施。

この検証を行う理由を説明していきます。

・防水性能試験

屋外に設置した際に雨、台風などにより筐体内に水が浸入してしまい機器の破損、筐体の劣化などを防ぐ為に筐体内に水が入らないを事を確認します。

防水性能試験で弊社が多く行う試験はIPX4、IPX5です。理由としてお客様からの依頼で多い試験がIPX4、IPX5です。

・環境試験

屋外に設置した際に筐体内に取り付けた設備が氷点下、常温、高温時などに予定通り性能を発揮するかを確認します。

行う環境試験の温度設定の例としては「常温→-20℃ 2時間測定 →20度 2時間測定 →40℃ 2時間測定→常温 1時間」

・騒音試験

屋外の住宅街などに設置した際に騒音による住民に対する不快感等を出さないようするために、規定ないの騒音(dB)になっているか確認します。

騒音試験の例としては「3分間 55dB以下」である事。

・ドア引張性能試験

強風により扉の開閉、変形、破損などが無いか確認する為にこの試験を実施します。

筐体を固定してハンドル部をドアの開放方向に200N の力で引っ張った場合のドアの開閉と変形,破損の有無を調べる。

 

以上が弊社が行った検証の内容になります。

詳しい検証内容を知りたいとお思いでしたら屋外盤 設計・製作.COMのよくある質問に記載していますのでぜひ見てください。