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屋外仕様デジタルサイネージについて
屋外仕様のデジタルサイネージは屋内仕様と違い、様々な自然環境にさらされるため、耐久性を十分に注意しなければなりません。
主なポイントとしては4つあります。
①防水性・防塵性
②防熱性
③騒音
④ガラス
が挙げられ、以上のポイントをふまえた構造にする必要があります。
以下、上記ポイントを踏まえた弊社の屋外仕様デジタルサイネージの製作ポイントになります。
製作ポイント
①防水性・防塵性
屋外に設置した際に雨、風などにより筐体内に水や異物が侵入してしまい機器の破損、筐体の劣化などを防ぐために、筐体間連結部分にコーキング、パッキンを使用し隙間を埋め水や異物の侵入を防いでいます。
弊社での防水性・防塵性の試験実績としましては保護性能IP44相当の試験実績があります。
②防熱
電気製品であるディスプレイの発熱や直射日光などが当たる環境では内部温度が高温になり機器のトラブルを引き起こす原因になります。その為、デジタルサイネージを屋外に設置する場合は電子機器トラブルを避けるために、弊社では以下の防熱対策をしています。
・軸流ファン:外気の空気を取り入れ内部にこもった熱を溜まらないようにする。
・盤クーラー:外気を取り入れることなく内部循環によって冷却・除湿を行う。
③騒音
筐体内に取り付けた電子機器や防熱対策で取り付けた軸流ファンや盤クーラーから発生される騒音が問題になる場合があります。弊社では無響音室の設備があり、お客様のご要望に合わせて、騒音の対策を行うことが可能です。
試験例:3分間 55dB以下であること。
※45dB~50dBあたりの要望が多いです。
※騒音試験範囲が25dB~141dB、
※無響音室に格納できる盤サイズが、高さ:2,800mm 横幅:2,700mm 奥行:2,700mmとなっています。
④ガラス
太陽光の反射で広告媒体であるディスプレイ画面が見えずらくなってしまいます。その為、弊社では太陽光の反射を防止する低反射ガラスでの対策などをしており、ガラス面への写り込みを軽減しています。
その他、気になることやご要望がありましたらお気軽にご相談下さい。