Answer (回答)

はい、機器取付荷重試験をおこなうことは可能です。

この試験はキャビネット工業会規格に基づき、基板機器取付荷重試験1、基板機器取付荷重試験2、ドア機器取付荷重試験の3つの試験に分けておこないます。

基板機器取付荷重試験1

キャビネットを使用状況と同じ状態で設置し、基板に基板単位面積当たり588N/㎡の荷重を加えます。1時間後、荷重を取外し、取外し後の基板取付部の変形、破損がないか確認します。

基板機器取付荷重試験2

基板の機器取付面を天面に向けて設置し、基板単位面積当たり588N/㎡の荷重が1時間均一に基板に伝わるようにします。荷重を取り除いた状態で基板の変形、破損の有無を調べます。

ドア機器取付荷重試験

キャビネットを使用状況と同じ状態で設置し、最大取付許容荷重の1.25倍の荷重を閉じた状態のドアに1時間加えます。1時間後、その荷重を加えた状態でドアを90度開閉させ、これを5回おこないます。また都度開閉するたびに開いた状態で1分間停止させます。その後、変形、破損の有無を調べます。

この機器取付荷重試験をおこなうことで、製品のサイズや構造などによって機器取付けを想定しにくい場合でも安心して取付けをおこなうことができます。

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