Answer (回答)

はい、可能です。

弊社では、海岸から800mというような塩害地域について、『耐塩』、『重耐塩』という基準に基づいて盤の設計、製作をおこなっております。今回のご質問である「海岸から800m」は耐塩という基準に当てはまります。

【耐塩】
盤の設置場所が海岸から1km以内の屋内、屋外の場合にこの耐塩を適用します。また、塗装では膜厚が90μ以上と設定させていただいております。

【重耐塩】
盤の設置場所が海岸から300m以内の屋内、屋外の場合にこの重耐塩を適用します。また、塗装では膜厚が110μ以上と設定させていただいております。

盤の材料は、ZAM（溶融メッキ鋼板）とSUS304（ステンレス）を使用しております。

費用を抑えるという点ではZAM（溶融メッキ鋼板）を利用することも可能です。お客様のご要望に沿った材料選びをおこなっており、また、溶剤塗装、粉体塗装を施し、錆に強い表面処理をおこなうことで盤の劣化、電気機器のトラブルを回避します。

また、費用はかかりますが、錆に強いSUS304（ステンレス）を使用することも可能です。SUS304（ステンレス）は医療の分野や水回り用品などでも使用されており、非常に耐食性が高い鋼材です。

マエショウでは塩害地域に対応した筐体設計、表面処理、材質によって塩害地域に強い製品の設計、製作をおこなっております。

ぜひ一度、ご連絡ください。

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