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マエショウでの溶融亜鉛めっき仕上げの筐体は製作可能です。また、屋外での保護等級はIPX4相当となります。
製作可能な規格としてはJIS H8641に準拠したHDZ35までの製作実績がありBOXに使用する板厚は最低でもt3.2となります。使用する板厚を厚くする理由としては、溶融亜鉛めっきの工程に420℃以上のめっき槽に製品を浸漬する工程がある為です。薄い板厚(t1.2、t1.6)では高温に耐えられずひずみが起きるリスクが高い事やひずみの大きさによる盤の機能性の観点からt3.2以上とさせていただいております。さらにめっき付着量を増やすにはめっき槽に浸漬させる時間を増やす必要があり、それに付随して高温に耐えられる「より厚い板厚」を選択する必要があります。
弊社では、これまでの板金加工技術のノウハウを生かして、逃がし穴を作り亜鉛めっきの溜りが起きないようにしたり、折り曲げ加工のバリエーションによって素材の強度を上げてひずみを抑える工夫をしております。
しかし、板厚が厚くなると製品荷重が重くなる事や、加工の負荷も高くなる為に盤の寸法に制限がされますが、塩害地域や高速道路関係のような人の手があまり届かない場所に適した、強度と耐食性があるBOXとなります。
その他、ご不明やご希望な点がありましたらお気軽にご相談ください。