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マエショウでは、過去の経験をもとに、車がよく通る場所のデジタルサイネージの筐体の構造として、防水・熱対策の仕様を提案・提供をしております。
車が良く通ることでデジタルサイネージが受ける影響として、排気ガスやタイヤカス(カーボン)の飛散があります。排気ガスやタイヤカスは、デジタルサイネージの筐体についている軸流ファンによって、筐体内に吸い込まれることが予想される為、吸い込み部分にフィルターを設置することを、マエショウでは推奨しています。ただし、フィルターが詰まると放熱効果が少なくなる為、定期ていきなメンテナンスを行う必要があります。また、定期的なメンテナンスが難しい場合は、排気ガスやタイヤカスが多少筐体内に入っても問題がないような配線ケーブル等の仕様をしておくと安心です。
屋外に設置場合は、防水性能としては、全方向からの飛まつ水の保護ができる、IPX4相当の仕様以上をマエショウ推奨しています。防水性を高めることと同時にモニターから発生する熱の対策も必要です。電気機器のモニターの熱を筐体外に排出させることで、外気温度が35度を超える夏場であっても、機器の熱トラブルを軽減することにつながります。また、外気を取り込むことでデジタルサイネージの筐体の内外温度の差を少なくし、朝方や冬場などの広告表示部分のガラスの結露を抑制しております。なお、デジタルサイネージのガラスは、屋外で使用される事を想定し、低反射ガラスを使用しています。低反射ガラスを使用する事により、太陽光がガラスに映り込む事が少なく、どの方向からでも見やすくなっています。
筐体の機構としては、上方向に扉が開く構造としています。というもの、扉が上に開く構造であれば、降り始めの雨を少ししのげたり、扉が作業者に干渉しにくいため、メンテナンスがしやすくなるからです。

マエショウではデジタルサイネージの筐体を数多く設計・製作しておりますので、構造・対策以外にも、ご要望やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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