Answer (回答)

はい、製作可能となっております。

 

IP66は、JIS (日本工業規格)で定められた電気機器内への異物の侵入に対する保護等級の一つのことで、強風による粉塵が盤内部に入らず、激しい雨でも浸水の恐れがない防塵防水仕様を示します。つまり台風にさらされても内部機器に影響を受けないということになります。

マエショウでは、これまでにIP55相当の製作実績がありますが、2021年4月にはIP5X～IP6Xの防塵試験が可能なIP試験室を設置いたしました。マエショウ内でタルク粉を使用した試験が可能になり今まで以上に防塵に強い製品を製作することが可能となり、また防塵試験室とは別置きで、IPX6の防水試験が可能な設備も用意されております。

 

このIPの値が高ければ高いほど、筐体内に埃や塵、雨や湿気が入りにくい構造となり、内部機器の保護に繋がりますが、通常防水仕様の屋外筐体というと、IP44～IP55であれば差支えありません。またスペックを上げると筐体のコスト増加に繋がるので、過剰スペックにならないよう注意が必要となります。

その点、マエショウでは設計から製造までを一貫して行っており、盤の設計段階からIP（保護等級）に関する相談も可能なので、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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