防水構造の屋外筐体は、どのサイズまで製作できますか。

Answer (回答)

弊社では筐体サイズ　W：6000mm x H：2500mm x D：2500mm　まで、製作した実績があります。

このサイズ製作品は、プラト用のエネルギー関連の装置の筐体でした。防水性能はIPX4相当をもたせた、筐体に曲面などのデザイン性（歪の発生を抑える）ために、ビス組み立て構造（溶接レス）で製作しました。

弊社の製作経験から、上記筐体サイズを溶接構造で製作すると歪等が発生し、その修正に多大な工数ががかかる為、ビス組み立て構造(※一部溶接は使用しています。)で製作しています。又、扉・天井・底板・側板・フレーム・柱等、100パーツ以上に分けることによって、重量を減らし、少数の作業者で持ち運びが可能でパズルのように組み立てられる構造にしています。
組み立て構造ですと、繋ぎ目から水が浸入してしまい防水構造として成り立ちません。
その為、弊社では繋ぎ目にパッキン又はコーキング等を使用して防水性能IPX4相当を可能にしています。
また、実際に防水性能があるか防水性能試験Iを実施する事でIPX4相当の性能があるか確認する事も可能です。

弊社では筐体サイズH6000mmxW2500mmxD2500mm以上は製作した事はありませんが、それ以上の筐体サイズでもビス組み立て構造によって製作する事は可能となっています。御連絡いただければ設計～製作まで対応させて頂きます。