Answer (回答)

弊社ではIP44相当の試験をした実績があります。

IPとはJIS C 0920 / 電気機械器具の外郭による保護等級のIPコードをさしています。
IP4Xの試験名は【防塵試験】、IPX4の試験名は【防水試験】と左右の数字で試験が内容が違います。
下記、それぞれの試験内容について記述いたします。

【IP4X(防塵試験)試験内容】
〇試験条件:直径 1.0 mm 以上の大きさのホコリ、紙クズ、砂といった、外来固形物に対して保護している
〇試験方法:直径 1.0 mm の外来固形物にもした治具(固形物プローブ)が外郭の開口部(扉、窓等)に挿入する。
〇試験結果:外郭の開口部を,固形物プローブの全直径部分が通過(侵入)しない事。

【IPX4「防水試験」試験内容】

〇試験条件:IPx4用散水ノズルを繋いだ状態で水流量が10L/min ±0.5以内にする。
〇散水時間:1min/㎡(最低 5分)実施する。
〇試験方法:IPx4用散水ノズルで、製品に±180度の位置から200㎜離れた距離から1min/㎥(最低 5分)散水をおこなう。
〇試験結果:筐体内に水の浸入がない事。

今回の質問であるIP44は「防外来固形物試験」・「防水試験」の事になりお客様から求められているのであれば上記の試験内容になります。又、実施する機材等がないようでしたら弊社にご連絡いただければ実施する事も可能です。詳しくは下記内容をご覧ください。

関連記事 >>防水試験が可能サイズを教えてください。

関連記事 >>IP44試験とは何ですか?

関連記事 >>防塵・防水試験とは何ですか?

>>盤のIP:保護等級の対応試験

>>技術ハンドブックはこちら

>>問い合わせはコチラ